Description
黄金色の朝(153) 1978年 10月
美瑛・富良野方面の丘は大きな起伏に富んでいるために、撮影にいい場所が多い。撮影時期は初夏から初秋。朝霧は南の富良野盆地あたりから湧きあがり、丘を北上してくる。
肉眼ではこれほど黄金色には見えない。カラーフィルムは日中の色再現を基準に作られているので、日の出直後の逆光で撮ると黄赤が強調される。
「職業として写真を撮り始めてからも、とにかく自分なりの写真をつくるということだけを考えてきた」という前田の「フィルムの弱点を逆に利用した」技ありの一枚。
※ 価格には送料、フレーム代が含まれます。
※ サイズは基本的な印画紙サイズです。作家の意図や図柄によって異なる場合があります。