説明
森厳杉林(156) 1984年 6月
「林中の撮影では、構図から見ても、焦点深度をかせぐという意味でも、広角レンズを用いることが多い。まず広角で全体を撮ってから、中望遠で部分を狙うのが常道」。ただし、同じ場所であっても違った発見があるのが風景写真の面白さ。真似をしていたのでは、「新しいものも生まれてこないし、また喜びもないと思う」と常々語っていた。
写真は奥三河で見つけた美しい杉の林。「霧がかかった状態を撮りたいと思って、何度も足を運び、初夏の雨上がりの日に念願がかなった」という思いのこもった一作。
※ 価格には送料、フレーム代が含まれます。
※ サイズは基本的な印画紙サイズです。作家の意図や図柄によって異なる場合があります。