麦秋鮮烈(152)

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説明

麦秋鮮烈(152) 1977年 7月

映像技術が発達し、情報が満ち溢れた日本では、だれも見たことがない地域を探しだして写真に撮ることは非常に難しい。
「美瑛の丘に30年近く通い続けたなかで、もっとも鮮烈な一瞬だった」と語られている1枚も、実は現在の拓真館近くで撮影。
夕立雲が東に去った後、麦畑に落日間際の赤い閃光が差し込んだ。
「赤く色づいた麦はそれ自体が赤熱しているかのように輝き、不気味な蒼黒い空ととのコントラストは、今までに見たことのない強烈な色彩だった」という。前田作品のなかでも、無二のインパクトを放つ存在である。

 

※ 価格には送料、フレーム代が含まれます。
※ サイズは基本的な印画紙サイズです。作家の意図や図柄によって異なる場合があります。

追加情報

規格

半切 (356x432mm), 大四切 (279x355mm)