Description
霧島躑躅が咲き誇る大原の里
この作品は雨上がりに撮影したもので、鮮やかな躑躅の赤色が、田に引かれた水に映しだされている。
水野克比古は雨の撮影を好む。それは雨に濡れた樹木や苔や石畳は普段よりも色の鮮やかさが増すのだ。光が弱いので影も柔らかく遠景は幻想的にかすんでいる。
京都では、古くから霧島躑躅が栽培されてきた。洛中では4月中旬に咲き始めるが、山里の大原では5月入って花が開く。茅葺屋根の家は大原でも数が少なくなり、現在この民家もなくなっている。
※ 価格には送料、フレーム代が含まれます。
※ サイズは基本的な印画紙サイズです。作家の意図や図柄によって異なる場合があります。