Description
愛媛県 石鎚山 9月
台風の接近で、風が強い。時折雨が降ったりやんだりで、撮影にはまったく不向きだ。石鎚山麓は霧に煙っていたが、日没前に尾根が残照に浮きたつ。緑一色だった森が、変化し始める。霧の一部が赤く染まり、神々しい雰囲気だ。その瞬間、雲の切れ間に1本の樹が浮かびあがった。数秒だった。尾根は再び霧に覆い隠され、ひたすら暴風雨が続いた。
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※ サイズは基本的な印画紙サイズです。作家の意図や図柄によって異なる場合があります。