Description
アクロポリス・エレクテイオン
ギリシャ(文化遺産)1987年登録
エクレクテイオンの一角にある聖なるオリーブの樹。
このオリーブの樹には、物語がある。
かつて、この地の守護神の座を巡り、ポセイドンとアテナが争った。ゼウスは、最も人々の役に立つ贈りものをした物を勝者とするとした。海の神ポセイドンは三叉の戟(ほこ)でアクアポリスの丘を突き、駿馬を湧き出した。知性の女神アテナの方は、オリーブの樹を創り出し、豊かな実をつけさせた。このオリーブは人々に大きな恵みを与えることとなり、アテナが勝利した。
このことにより、人々はアテナに感謝し、エレクテイオン神殿を建て、この庭にアテナの神木であるオリーブの樹を植えたという。
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