白川義員
世界で一番美しい山=アルパマーヨ(Alpamayo)
南米・ペルー、アンデス山脈・ブランカ山群北部に位置する。標高5,947m。南緯8度台の赤道地域にある氷河という特異なロケーションが世界中のクライマーをひきつける。三角錐の山型から「世界で最も美しい山」といわれる。
白川義員はチャーターした飛行機から何度も眺めてこの「もっとも美しい南西面を、日没数分前の黄金色に輝く一瞬をとらえた」と語る。山名の意味は美しさとは無関係の「泥の川」。氷河湖の崩壊により、しばしば山津波などが発生することから由来するという。